「暁のヨナ」を一言で表すなら、「女版ONE PIECE」だと思っている。
最初のヨナは、守られているだけの王女だった。美しく、純粋で、世界の厳しさを何も知らない。でも父の死と、最も信頼していた人物の裏切りをきっかけに、彼女の人生は一変する。城を追われ、何も持たない状態から、ヨナの本当の旅が始まる。
旅の中で仲間が一人ずつ増えていく展開が、ONE PIECEに似ていると感じた理由だ。それぞれに過去があり、それぞれの理由でヨナに惹かれ、ともに歩んでいく。各地の領地を旅しながら、その土地が抱える問題に向き合って解決していくスタイルも、どこか冒険譚らしくて熱い。
でもこの作品が少女漫画である理由も、ちゃんとある。ヨナの恋模様がとにかく胸キュンなのだ。幼い頃から想い続けた人への気持ち、旅の中で芽生える新たな感情——強くなっていくヨナの中にある、乙女の部分がいい塩梅に残っていて、見ているこちらまでドキドキしてしまう。
強くなっていく女の子の物語として熱くなれるし、恋愛模様でキュンともできる。そのどちらも妥協していないのが、「暁のヨナ」の魅力だと思う。
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