「女の園の星」は、一言で説明するのが難しい漫画だ。面白いのは確かなのに、「どこが面白いの?」と聞かれると言葉に詰まる。そういう作品だ。

まず作画が独特だ。キャラクターも独特だ。どこかズレていて、でもそのズレが妙に心地いい。読み進めるうちに「あれ、これ面白いな」という感覚がじわじわと湧いてくる。笑いが来るタイミングも、笑いの種類も、他の漫画とは全然違う。シュールという言葉がこれほど似合う作品もなかなかない。

登場人物たちがまたいい。女子校という舞台の中で、それぞれが独自の空気を纏っている。意味がわからないのに気になる、よくわからないのに目が離せない——そういうキャラクターが揃っている。気づいたら「この人どうなるんだろう」と思っている自分がいる。

じわじわくる面白さというのは、かなり癖になる。瞬発力ではなく、蓄積で笑わせてくる。何話か読んでいくうちに、作品のリズムと空気に染まっていく感覚がある。そうなったらもう抜け出せない。

説明できないけど、見届けたくなる。それが「女の園の星」の魅力だと思う。

「女の園の星」は和山やま先生による漫画作品で、「コミックDAYS」にて連載中。電子書籍各サービスや、コミックシーモア・まんが王国などで読むことができる。