📋 目次
『好きな子がめがねを忘れた』感想|ゼロ距離ラブコメにニヤニヤが止まらない
「メガネを忘れる」だけで始まる恋がかわいすぎる
三重さんが今日もメガネを忘れてきた。
それだけのことで、小村くんは今日も顔を真っ赤にする。見えないから近づいてくる三重さん。何気なく距離を縮める三重さんと、意識しすぎて平常心を失う小村くん。この絶妙な距離感こそ、「好きな子がめがねを忘れた」の最大の魅力だ。
本作は、極度の近視でよくメガネを忘れてしまう三重あいと、彼女に恋をする小村楓が織りなすピュアなラブコメディ。毎回同じような展開なのに、不思議と何度でも見たくなってしまう。
小村くんのリアクションが愛おしい
この作品の本当の主人公は、小村くんだと思う。
三重さんのことが好きでたまらないのに、「勘違いしてはいけない」と自分の気持ちを必死に抑え込む。その一方で、三重さんが近づいてくるたびに頭の中では大騒ぎになっている。
表情には出さないよう必死なのに、内心は毎回パニック状態。この外面と内面のギャップが、とにかくかわいくて笑える。
小村くんの心の声が面白すぎる
小村くんの内心は、ときどき驚くほど暴走する。
「今日の三重さんを家宝にしたい」「この瞬間を一生忘れたくない」といった純粋すぎる妄想が次々と飛び出すが、それが決して気持ち悪く感じない。
三重さんへの好意がまっすぐだからこそ、読んでいて思わず笑いながら応援したくなってしまう。
少しずつ縮まる二人の距離に胸が温かくなる
三重さんは天然でマイペース。最初は小村くんの気持ちにまったく気づいていないように見える。
しかし物語が進むにつれて、「もしかすると三重さんも……」と思わせる描写が少しずつ増えていく。
名前の呼び方が変わるだけでも大きな出来事になるほど、ゆっくりと進む恋だからこそ、一歩前進するたびに大きな喜びを感じられる作品だ。
🐾 ここまで読んで気になったら
『好きな子がめがねを忘れた』が面白い理由
短編形式だから気軽に読める
本作は1話完結に近い短編エピソードが中心となっている。
テンポよく読み進められる一方で、読み返してみると二人の関係が少しずつ変化していることに気づく。短編だからこそ積み重ねが際立ち、読み返す楽しさも大きい。
ゼロ距離だからこそ描ける恋愛のドキドキ
最初は「メガネを忘れたから近づく」という単純な理由だった距離感が、物語が進むにつれて少しずつ意味を変えていく。
「見えないから近い」ではなく、「そばにいたいから近い」へと変化していく二人の関係性が、本作最大の見どころだ。
三重さんがふとした瞬間に見せる優しさや、小村くんを意識しているような表情に、何度も胸が高鳴る。
アニメならではのゼロ距離演出も魅力
2023年に放送されたアニメでは、三重さんが顔を近づけるシーンや、小村くんが動揺する表情が非常に丁寧に描かれている。
二人の距離感を映像ならではのカメラワークで表現しており、原作のドキドキ感がそのままアニメでも味わえる。
OP・ED楽曲も作品の優しい雰囲気にぴったりで、最後まで心地よく楽しめる。
こんな人におすすめ
- ピュアな青春ラブコメが好きな人
- じれったい恋愛模様を楽しみたい人
- かわいいヒロインに癒やされたい人
- ゆっくり距離が縮まる恋愛作品が好きな人
「好きな子がめがねを忘れた」は、派手な展開ではなく、小さなドキドキを丁寧に積み重ねていくラブコメだ。読み終わる頃には、中学生の頃の甘酸っぱい気持ちを思い出しているかもしれない。
『好きな子がめがねを忘れた』作品基本情報
「好きな子がめがねを忘れた」は藤近小梅による漫画で、「月刊ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス)にて2018年から2024年まで連載され、全12巻で完結。シリーズ累計発行部数は100万部を突破している。TVアニメは全13話で2023年7月から9月に放送。dアニメストアなど各種動画配信サービスで視聴できる。
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