📋 目次

  1. これ描いて死ね
  2. 透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。
  3. 天幕のジャードゥーガル
  4. ヤニねこ
  5. 逃げ上手の若君
  6. 黄泉のツガイ
  7. ぐらんぶる Season 3
  8. スーパーの裏でヤニ吸うふたり
  9. ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~
  10. 無職転生Ⅲ

2026年夏アニメも折り返し地点に差し掛かってきた。放送開始時に出した「期待度ランキングTOP3【序盤時点】」から実際に見続けてみて、改めて順位をつけ直したのがこのランキングだ。

創作系の青春もの、恋愛もの、歴史バトル、振り切ったギャグ、日常の癒やし系、異世界ファンタジーとジャンルはバラバラだが、どれも毎週欠かさず追いかけている作品ばかりだ。あくまで中盤時点での個人的な順位なので、最終回に向けてまた入れ替わる可能性は大いにある。

伊豆諸島の高校に通う漫画好きの女子高生・安海相は、人と話すのが苦手で友達がなかなかできない。心の支えは伝説の漫画家「☆野0」の作品と、脳内にだけ存在するイマジナリーフレンド・ポコ太だ。ある日、担任の手島零がかつて憧れた☆野0本人だったと知った相は、美術部の藤森心、幼馴染の赤福幸とともに漫画研究会を設立し、渋る手島を顧問に据えて本気で漫画作りに挑んでいく——創作の喜びと苦しみを誤魔化さずに描いた青春群像劇だ。

主人公・相が「困ったときはこの漫画の登場人物ならどうする?」と考えて行動する第1話から一気に引き込まれ、藤森さんが一週間で漫画を描き切る第2話の熱量にも胸を打たれた。特に印象に残っているのは第3話、手島先生が語る「気持ちが正しくのれば、技術を超えて、脳を揺らす」という言葉だ。タイトル回収も含めて、何度も見返したくなるほどの説得力があった。第4話では相が嫉妬と向き合いながら藤森へ本音を伝える場面や、「安海さんの一番のファンです」という一言に心を打たれ、第5話では藤森さんが漫画を通して母親への想いを伝える展開に、創作が人と人をつなぐ瞬間の尊さを感じさせられた。

そして第6話。コミティアに初参加する漫研メンバーの姿が描かれ、会場を歩き回る手島先生が、自分の本がかつて一冊だけ売れて「結婚してください」と口走った思い出を回想しつつ、その後心を病んでしまったらしい過去もそっと匂わせる。相の漫画が編集の金剛寺さんから「同情は創作の敵」と厳しく評される一方で、手島先生や漫研仲間が買ってくれる展開には思わず涙腺が緩んだ。現在6話まで放送中で、毎週欠かさず見ている今期一番の推し作品だ。

1位に置いた理由は、この作品が「好きなものに真剣に向き合う人」を茶化さずに描いてくれるからだ。中盤に入ってさらに人間関係が掘り下げられていきそうな予感があり、最終回までこの1位は揺るがない気がしている。
内気な大学生・空野かけるは、新歓コンパでひとりの女性と出会う。名前は冬月小春。整った容姿でやわらかく微笑む彼女は「私、目が見えなくって」と明るく言った。それでも大学に通い、サークルにも興味を持ち、何事にも前向きな小春に惹かれていく空野。「いつか打ち上げ花火をしてみたい」という彼女の夢を一緒に叶えたいと思い始める、GA文庫大賞受賞作が原作の学園ラブストーリーだ。

第1話から空野くんの気遣いのリアルさに惹かれ、友達の早瀬さんとの対比から見えてくる不器用さの正体にも興味を引かれた。第2話では距離を測り合う空野くんの誠実さに釘付けになり、第3話では二人の距離がさらに縮まる一方、花火研究会での出来事から「相手の可能性を勝手に決めつけないこと」の大切さを考えさせられた。第4話では空野くんが抱える葛藤や、冬月さんとの距離感の難しさが丁寧に描かれた。

特に良かったのは第5話だ。空野くんとのデートを前にメイクや服を選ぶ冬月さんの姿から、恋する気持ちが丁寧に伝わってきて、目が見える・見えないに関係なく、好きな人に気持ちを伝えることの怖さと嬉しさが描かれていた。そして第6話。学園祭の花火が雨で中止になり、空野くんが冬月さんを寮に招くところから物語は一気に動く。手を繋ぐ場面、まさかのキスまで、ふたりの距離が一気に縮まった。しかしその直後、告白の予行練習を冬月さんに見られてしまい、それ以降連絡が来なくなるという不穏な終わり方で、次回が気になって仕方ない。現在6話まで放送中、恋愛描写の丁寧さでは今期随一の作品だ。

2位に置いたのは、恋愛の「怖さ」と「嬉しさ」を都合よく美化しないところに好感が持てるからだ。第6話の不穏な終わり方を見る限り、後半は関係がこじれる展開もありそうで、ハラハラしながら追いかけたい。
13世紀のイラン東部トゥース。奴隷の少女シタラは、学者の未亡人ファーティマのもとで読み書きや医学、天文学などの学問に触れながら成長する。しかしモンゴル軍の侵攻によって恩人ファーティマを失い、自らも捕虜として草原の都カラコルムへ連れ去られてしまう。「学者の娘・ファーティマ」と身分を偽り、原論という写本の奪還と復讐を胸に、皇族の后妃たちが渦巻く帝国の内側へ知識という武器だけで挑んでいく——史実を基盤にした歴史フィクションだ。

正直、第1話を見るまでは絵柄で敬遠していたが、学問と出会って少しずつ変わっていくシタラの姿と、ラストの急展開に一気に引き込まれた。第2話でファーティマとの悲しい別れが描かれ、原論を巡る謎が動き出す。第3話・第4話ではソルコクタニとの因縁の出会いや、チンギス・カン崩御による皇位継承をめぐる権力争いが加速していき、モンゴル史という壮大な舞台がどんどん重層的になっていく感覚が心地よい。

中でも心に残っているのは第6話だ。ナイマンからメルキト族へ嫁ぎ、モンゴルによって大切なものを次々に奪われてきたドレゲネの過去が明かされ、その過去を知ったシタラが「二人なら嵐を起こせましょう」と告げる場面には鳥肌が立った。第7話では戦闘のない回でありながら、都市建設か戦争かを巡ってオゴタイ・トルイ・チャガタイの間にねじれが生まれ、ボラクチンとファーティマがそれぞれ真逆の方向で動き出す政治劇が展開される。現在7話まで放送中、モンゴル史を舞台にした群像劇として毎週見応えを増している一作だ。

第1話の時点ではここまで面白くなるとは正直思っていなかったが、回を重ねるごとに評価がどんどん上がっている。中盤を過ぎてクリルタイの結末がどう動くのか、次回以降の政治劇からも目が離せない。
人間と獣人が共存する世界で、月々の家賃もままならず、定職にも就かず、タバコを最優先にダラダラと生きる獣人・ヤニねこ(本名・佐藤ヤニ子)。マナーもモラルも吸い殻と一緒に捨ててきたヤニ臭くて怠惰なクズねこだが、しっかり者の妹・妹子や大家さん、周囲の個性的な獣人たちに囲まれて、それなりに充実した日々を送っている。SNSでバズったマンガがまさかのTVアニメ化に挑んだ、振り切ったギャグアニメだ。

第1話を見た瞬間、こんなアニメを本当に放送していいのかと衝撃を受けたのを覚えている。大家さんとのテンポ抜群の掛け合いから始まり、話数を重ねるごとにヤクねこ・ハメねこ・カンサイねこ・アルねこと個性の強いキャラクターが次々に増えていくのに、まったく食傷しないのがすごい。第3話の「にゃこちんパッチ」のくだらなさは最高にツボだった。

第4話では新キャラの漫画家と組長が濃すぎるカオスな展開になり、第5話では妹子の告白シーンや獣人の村での大暴れなど、毎回振り幅の大きい内容に驚かされてきた。第6話ではアパートの飲み会で大暴れするアルねこや、自然派を気取りながら結局は俗っぽいという新キャラ・ペンペンねこのギャップにかなりのインパクトを受けた。そして第7話、倒れた灰皿からこぼれたタバコで魔法陣が描かれ、ニコチンの悪魔を召喚してしまうという導入からもう笑ってしまった。タバコ代を稼ぐために向かった清掃バイトの怪しさ、母・静江のヤニ中毒っぷり、アルねこの健康診断での痙攣騒動、そして大家さんのまさかの大惨事まで、1話に詰め込まれる情報量が毎回多すぎる。現在7話まで放送中、今期一番笑わせてもらっている作品だ。

4位に置いたのは、笑いの純度がとにかく高いからだ。中盤に入っても勢いが衰える気配がなく、今期一番安心して見られるギャグ枠として最後まで楽しみたい。
南北朝時代、鎌倉幕府滅亡の混乱の中、北条家の遺児・北条時行は御内人・諏訪頼重に匿われ、九死に一生を得る。戦って死ぬことが誉れとされた時代に、時行は「逃げる」ことを選び、信頼できる仲間・逃若党とともに力を蓄えて、幕府を滅ぼした足利尊氏へ挑んでいく——松井優征が描く歴史スペクタクル漫画だ。

第2期に入ってからも勢いがまったく落ちない。第13話のまさかの実写演出には驚かされたし、関東庇番・足利直義らの圧倒的な実力へと一気に緊張感が高まる構成の巧さにも唸らされた。第14話では頼重による「ときメモ」や「いらすとや」パロディを交えた歴史解説と、小笠原貞宗との緊張感ある問答が同居する独特のテンポに引き込まれた。第15話では海野という強烈なキャラクターが登場し、「30歳まで童貞を貫くと修羅になる」という発言に思わず笑ってしまったが、そこからの信濃侵略戦の展開はしっかり熱い。祢津・望月・海野の3大将が加わり、物語のスケールが一段階大きくなった印象がある。

第16話では、北の砦が落ちたかと思いきや、それが望月重信によるあえての撤退作戦だったと判明する場面に唸らされた。雫の大胆な戦術転換、時行のピンチを救う頼重の登場、信濃国司・清原の参戦と、戦況が目まぐるしく動いていく展開から目が離せない。ギャグと本気の歴史スペクタクルを行き来しながら、逃若党という仲間たちの絆をしっかり描いているのがこの作品の強さだと思う。現在16話まで放送中、毎話熱量が高い作品だ。

第2期に入ってスケールが一段と大きくなっているのを実感していて、5位ながら個人的な熱量では上位3作に負けていない。
山奥の村に住む少年・ユルは、ある日突然の襲撃に遭う。双子の妹・アサを守るために向かうが、そこには自称本物のアサがいて、奇妙な力で本物の妹を殺害してしまう。混乱の最中、ユルは村の守り神「ツガイ」の左右様と契約し、偽者のアサを追い始める。夜と昼を別つ運命の双子は、一度死ぬことで「解」と「封」という力を手に入れるという——「鋼の錬金術師」の荒川弘が贈る、和風の伝奇バトルファンタジーだ。

謎が謎を呼ぶ展開が続いているにもかかわらず、毎話きちんと見応えのある山場を用意してくれるのがすごい。第15話ではダンジに騙され続けてきたことでユルの心が揺らぎ、アスマのツガイ・夜桜との緊迫した戦いが描かれた。第16話ではイワンの剣に隠された衝撃の事実や、影森家・黒谷四姉弟の動きが明らかになり、勢力図が一気に動いた。誰が味方で誰が敵なのか読めなくなっていく感覚が、まさにこの作品の醍醐味だと思う。第17話では影森家の当主が参戦し、アサとナツキの入れ替わりや「百鬼夜行」という能力が明らかになるなど、作戦の全貌が少しずつ見えてきた。

そして最新の第18話、新郷の風神・雷神に抑え込まれたユルが、アスマのツガイ・夜桜の手引きで脱出に成功する場面には安堵した。相方を助けようとしたダンジが呼んだのはユルではなくまさかのアサという展開で、また新たな謎が生まれてしまった。伏線が積み上がるほど続きが気になる、荒川弘というブランドへの信頼感がある作品だ。現在18話まで放送中。

謎解き要素が強い分、断言できることが少ない作品だが、それでも毎話きちんと満足感を残してくれるのが実力だと思う。後半でどこまで畳んでくれるか楽しみだ。
大学進学を機に、伊豆の海沿いにある叔父が営むダイビングショップ「Grand Blue」に居候することになった北原伊織。男女共学の薔薇色のキャンパスライフを夢見ていたが、待っていたのはダイビングそっちのけで酒と全裸を愛する屈強な先輩たちが集うサークル「Peek a Boo(PaB)」だった。理性を捨てて楽しむ大学生バカ騒ぎコメディの決定版、その第3期だ。

開始5秒の「黒丸5%UP」という導入から爆笑させてくれた第1話を見た瞬間、今期もこの作品は安泰だと確信した。第2話では外国人オタクとの酒バトルや、伊織の実家での妹・栞とのやり取りが安定の面白さで、第3話ではカロリーナという強烈なキャラクターが加わり、外国人オタクたちがゲームの世界を現実で再現しようとする大混乱ぶりには終始笑わされた。

第4話ではパラオ編が開幕し、久々に登場したケバ子や、新規オープンの店での大喜利のような接客訓練など、笑いどころが絶えない。個人的に注目しているのが愛菜と伊織の恋模様で、第5話・第6話とじわじわ進展している。第5話ではテレビ取材が行われる中、耕平が芸能人の代役を務めたりとハチャメチャな展開が続いたが、その裏で耕平が愛菜のために動いていたことが分かる場面には仲間思いな一面も感じられた。愛菜が伊織を好きだと気づいた耕平が全力でアシストしようとするものの、その不器用さが逆にツッコまれてしまう第6話の展開は微笑ましかった。現在6話まで放送中。何も考えずに笑いたいときに一番おすすめできる作品だ。

笑いの安定感という意味では今期トップクラスだが、他の作品の熱量に押されてこの順位に落ち着いた。愛菜と伊織の恋模様がどう転がるのかも楽しみだ。
スーパーの裏の喫煙所で偶然出会った佐々木さんと、店員の山田さんが「田山」という別名で過ごす時間。仕事も年齢も違うふたりが、業務中の顔とは違う一面を見せ合いながら、なんてことのない会話を積み重ねていく——喫煙所という小さな空間から始まる、ゆるくて優しい大人の日常アニメだ。

第1話の絶妙な掛け合いから引き込まれ、第2話の「違う面を知った途端、その人を信頼できなくなるのは寂しいよね」というセリフには思わず心を打たれた。それぞれの悩みに向き合い、互いの言葉で少しずつ救われていく二人の関係性が優しい。第3話・第4話では、スマホに苦戦する佐々木さんと、それを教える田山さんのほのぼのとしたやり取りに癒やされ続けてきた。第5話では、田山さんが耳元で年齢の「24」をささやいても佐々木さんがまったく気づかないという鈍感っぷりが面白く、二人の距離感の絶妙さを改めて感じた回だった。

そして第6話。佐々木さんの健康診断が「要治療」から一転して誤診と判明するジェットコースター展開に加えて、実は8年前にふたりがすでに出会っていたことまで明かされる。当時アルバイト店員として苦労していた山田さんを助けたのが佐々木さんだったという過去は、今のふたりを知っているだけに地味に胸にくるものがあった。派手さはないのに、毎話しっかり心を動かしてくる。現在6話まで放送中、今期の癒やし枠としては間違いなく上位に入る作品だ。

派手な展開がない分、この順位に落ち着いたが、じわじわ効いてくる良さでは今期屈指の作品だと思っている。8年前の出会いが明かされたことで、後半はふたりの過去がどう本人たちの前に姿を現すのか気になっている。
「殿下の胡蝶」と称されるほど美しく慈悲深い黄家の雛女・玲琳と、宮中一の嫌われ者と蔑まれる朱家の雛女・慧月。彗星が流れるある夜、道術の力によって二人の魂が入れ替わってしまう。慧月の体になった玲琳は、自分を襲った罪に問われ処刑目前となるが、病弱ゆえ常に死と隣り合わせで生きてきた彼女は、むしろ健康な体を手に入れたことを喜んでしまう鋼メンタルの持ち主だった——後宮を舞台にした入れ替わりファンタジーだ。

主人公・玲琳の前向きすぎる性格が物語を一変させているのが面白い。第1話から入れ替わり設定の新鮮さに驚かされ、食糧庫に追放されてもそれを逆に楽しんでしまう第2話の脳筋エピソードには思わず笑ってしまった。第3話では玲琳の優しさが女官・莉莉の心を変えていく展開が描かれ、逆境をポジティブに乗り越える姿にすっかり惚れてしまった。第4話では皇后から「姫に求めるもの」として教えられたのがまさかの「根性」で、玲琳らしい行動力で莉莉のために金清佳との決着をつける決意を固めていく。

そして第5話、中元節の儀で清佳に立ち向かうも逆に挑発されてしまう玲琳だったが、奉納の舞では鈴に細工をされるというアクシデントに見舞われながらも見事に踊り切り、莉莉の母の舞まで取り入れる余裕を見せる。舞のあとも清佳を問い詰める姿は相変わらず頼もしく、玲琳らしさが全開だった。莉莉を貶めた真犯人の正体や玲琳・慧月の入れ替わりの行方など、謎もまだ残っているので今後の展開が楽しみだ。現在5話まで放送中、前向きな主人公に元気をもらえる作品だ。

玲琳の前向きさに元気をもらえる一方で、謎解き要素もしっかり残っているバランスの良さが魅力で、後半の展開次第ではさらに順位が上がる可能性を秘めている。
働きもせず、他人と関わりもせず、ただ部屋に引きこもってゲームやネットに明け暮れるだけの34歳のニート男。ある日交通事故に遭い死亡したと思った次の瞬間、剣と魔法の異世界に生まれたばかりの赤ん坊・ルーデウスとして転生する。前世の記憶と後悔を糧に「今度こそ本気で生きていく」と決意し、出会いと試練を重ねていく大河ファンタジー。第3期となる今シーズンは、原作小説13巻から始まるエリス修行編を軸に、ロキシーを第二の妻に迎えた家族の日常が描かれる。

ニートが無双するだけの話ではなく、何度も挫折しながら立ち上がっていくルーデウスの姿が今シーズンも丁寧に描かれている。第1話のエリスとニナの決闘から鳥肌が立ち、第2話ではエリス・ニナ・イゾルテが互いにアドバイスを交わしながら修行し、ライバルから仲間へと変わっていく過程に心が温まった。

第3話の戦闘のない平和な日常回では、何も起こらない毎日がこんなにも幸せなものかと改めて感じさせられ、第4話ではパウロの墓参りを通してギースの優しさに涙し、水王級魔術「ライトニング」の圧巻の演出も堪能できた。第5話ではロキシーと妹たちの交流やゼニスの小さな変化が描かれた。第6話ではルーシーの可愛さに癒やされつつ、久しぶりに登場したエリスがニナとの決闘に勝利して剣王になる場面には胸が熱くなった。そして第7話、リニアとプルセナの魔法大学卒業式から族長を決める決闘、ナナホシの召喚魔術の成功と、日常パートから一気に物語が動き出す気配を見せている。甲龍王ペルギウスという大物の存在が明らかになり、母・ゼニスの記憶を取り戻す手がかりも見えてきた。現在7話まで放送中。

安定感という意味では今期随一のシリーズで、日常回でも飽きさせない筆力の高さを毎話感じている。後半に向けて物語が大きく動き出す予感がしている。

2026年夏アニメは中盤にしてすでに粒ぞろいだと感じている。1位の「これ描いて死ね」は創作の喜びと厳しさをここまで丁寧に描いてくれるとは思っていなかった作品で、最終回まで目が離せない。

終盤に向けてこのランキングがどう変動していくのか、自分でも楽しみにしている。気になった作品があれば、ぜひ各記事の感想も読んでみてほしい。